幻肢痛の治療法として用いられるのはどれか。
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正解は2番
解説
幻肢痛の治療には、中枢神経系や末梢神経系の変化に対するアプローチが行われる。薬物療法(抗うつ薬や抗てんかん薬)、神経ブロック療法、TENS、鍼灸治療、ミラーセラピーなどのリハビリテーションが有効であり、選択肢の中では神経ブロック療法が適切である。
選択肢ごとの解説
- 1. 患肢の強制的な固定は幻肢痛の治療として適切ではなく、むしろミラーセラピーなどを用いた視覚フィードバック療法やリハビリテーションが行われる。
- 2. 正解。幻肢痛の治療には、中枢神経系や末梢神経系の変化に対するアプローチが行われる。薬物療法(抗うつ薬や抗てんかん薬)、神経ブロック療法、TENS、鍼灸治療、ミラーセラピーなどのリハビリテーションが有効であり、選択肢の中では神経ブロック療法が適切である。
- 3. 切断部位の冷却は幻肢痛の有効な治療法ではなく、冷えがかえって痛みを増悪させることがある。
- 4. 幻肢痛は神経障害性疼痛の側面が強く、通常の消炎鎮痛剤(NSAIDs)単独では十分な鎮痛効果が得られないことが多い。
国試ポイント
幻肢痛が神経障害性疼痛の一種であり、通常の消炎鎮痛薬が効きにくく、神経ブロックや薬物療法(抗うつ薬・抗てんかん薬)が用いられる点がよく問われる。
覚え方
幻肢痛は神経の痛み!NSAIDsは効きにくいから「神経ブロックや抗てんかん薬」を使う。
対になる知識
幻肢痛に対する治療法としては、神経ブロック療法、薬物療法、ミラーセラピーなどが選択される。これに対し、一般的な消炎鎮痛剤の単独投与では中枢性の疼痛メカニズムに対する効果が不十分であることが多く、単独での改善は期待しにくい。
関連知識
幻肢とは、四肢を切断したにもかかわらず、その失われた手足あたかもまだ存在するかのように感じられる現象であり、その部位に生じる痛みが幻肢痛である。下肢切断と比較して上肢切断で発生頻度が高い傾向が知られている。