成人で1日の尿量が100mL以下の状態を示すのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
無尿は、成人において1日の尿量が100mL未満である状態を指します。これは腎機能の著しい低下や尿路の完全閉塞などにより、腎臓が尿をほとんど生成できない状態、または生成された尿が体外に排出されない状態を示します。
選択肢ごとの解説
- 1. 尿閉は、膀胱に尿が貯留しているにもかかわらず、何らかの原因で体外に排出できない状態である。尿の生成自体は行われている点が無尿と異なる。 正しくは:尿閉は、膀胱内に尿が貯留しているにもかかわらず排出できない状態。
- 2. 稀尿は、成人において1日の尿量が400mL以上500mL未満の状態を指す。問題文の100mL以下とは異なる。 正しくは:稀尿は、成人で1日の尿量が400mL以上500mL未満の状態。
- 3. 乏尿は、成人において1日の尿量が100mL以上400mL未満の状態を指す。問題文の100mL以下とは異なる。 正しくは:乏尿は、成人で1日の尿量が100mL以上400mL未満の状態。
- 4. 正解。無尿は、成人において1日の尿量が100mL未満(通常は50mL以下とされることが多いが、この選択肢の定義は100mL以下である)の状態を示す。問題文の定義と一致する。
国試ポイント
成人における尿量異常の定義(無尿、乏尿、稀尿、多尿)を正確に覚える。
混同注意
無尿と乏尿、尿閉は混同しやすいが、定義される尿量と病態が異なるため注意が必要である。
次に同じ論点が出たら
提示された1日の尿量と、それが『生成量』なのか『排出量』なのかを確認する。
覚え方
提示された1日の尿量と、それが『生成量』なのか『排出量』なのかを確認する。
対になる知識
無尿と乏尿、尿閉は混同しやすいが、定義される尿量と病態が異なるため注意が必要である。
関連知識
乏尿は1日の尿量が100mL以上400mL未満、稀尿は1日の尿量が400mL以上500mL未満、多尿は1日の尿量が2500mL以上と定義される。また、夜間頻尿も関連知識として重要。