ウイルス性肝炎と感染経路の組合せで正しいのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
B型肝炎ウイルスは、分娩時に母親の産道出血や体液を介して新生児に垂直感染する経路が重要である。これは母子感染とも呼ばれ、キャリアである母親からの感染防御が重要な課題となっている。
選択肢ごとの解説
- 1. A型肝炎は主に糞口感染であり、感染者の糞便で汚染された食品や水を摂取することで感染する。感染血液への曝露は稀である。 正しくは:A型肝炎は糞口感染(汚染された水や食品の摂取)
- 2. 正解。B型肝炎ウイルスは血液や体液を介して感染し、HBe抗原陽性の母親からは分娩時の垂直感染(母子感染)が重要な感染経路の一つである。
- 3. C型肝炎は主に血液を介して感染する。獣肉の生食で感染することはない。 正しくは:C型肝炎は血液感染(輸血、医療行為、針刺し事故、性交渉など)
- 4. E型肝炎は主に動物由来の糞口感染であり、特に豚肉やイノシシ肉などの生食が原因となることが多い。生鮮魚介類、特に二枚貝の生食はA型肝炎の感染経路となることがある。 正しくは:E型肝炎は加熱不十分な獣肉(特に豚肉、イノシシ肉)の摂取
国試ポイント
各ウイルス性肝炎の主要な感染経路を正確に覚える。
混同注意
A型・E型肝炎の経口感染経路と、B型・C型肝炎の血液・体液感染経路の区別。特に垂直感染の概念を正確に理解する。
次に同じ論点が出たら
ウイルス性肝炎の問題が出た場合は、まず各ウイルスの主要な感染経路が適切に記述されているかを確認する。
覚え方
ウイルス性肝炎の問題が出た場合は、まず各ウイルスの主要な感染経路が適切に記述されているかを確認する。
対になる知識
A型・E型肝炎の経口感染経路と、B型・C型肝炎の血液・体液感染経路の区別。特に垂直感染の概念を正確に理解する。
関連知識
B型肝炎の垂直感染予防策(HBIGとワクチン接種)、C型肝炎の主要な感染経路(輸血、医療行為、性交渉)、A型・E型肝炎の衛生環境との関連性。