赤血球、白血球、血小板の数や形態を詳細に評価し、貧血や感染症などの診断に最も基礎的かつ重要な情報はどれか。
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正解は4番
解説
血液像検査は、末梢血中の赤血球、白血球(好中球、好酸球、好塩基球、リンパ球、単球)、血小板の数や形態的異常を詳細に調べる検査であり、貧血、白血病、感染症などの診断に欠かせない最も基礎的な情報を提供する。
選択肢ごとの解説
- 1. C反応性蛋白(CRP)は炎症や組織破壊に伴い血中で増加するタンパク質であり、感染症などのスクリーニングに有用な生化学・免疫学的検査であって、血球形態を直接観察するものではない。
- 2. ビリルビンはヘモグロビンの代謝産物であり、肝機能障害や溶血性貧血などの黄疸原因を検索する生化学検査項目であって、血球全般の形態を評価する血液像検査とは異なる。
- 3. 電解質検査(Na、K、Clなど)は体液のバランスや腎機能・内分泌疾患などを評価するための生化学検査であり、血球の形態や数を詳細に評価する血液像検査とは異なる。
- 4. 正解。血液像検査は、末梢血中の赤血球、白血球(好中球、好酸球、好塩基球、リンパ球、単球)、血小板の数や形態的異常を詳細に調べる検査であり、貧血、白血病、感染症などの診断に欠かせない最も基礎的な情報を提供する。
国試ポイント
血液検査のなかで、血球の数や種類、形態的特徴を評価するのが「血液像(末梢血塗抹検査など)」であるという基本定義が問われる。
覚え方
血球の「かたち」を「像(ぞう)」うつす血液像
対になる知識
血球の数や形態を評価するには血液像検査や血算が行われ、炎症の程度を評価するにはC反応性蛋白(CRP)が用いられる。また、肝機能を評価するためにはAST・ALT・ビリルビンなどの血清生化学検査が用いられ、それぞれ評価目的が異なる。
関連知識
白血球分画には好中球、好酸球、好塩基球、リンパ球、単球が含まれており、細菌感染症では好中球の増加、ウイルス感染症ではリンパ球の相対的増加、アレルギー疾患では好酸球の増加がみられるなど、疾患の鑑別に極めて有用な情報を提供する。