自律神経の受容体とその作用について正しい記述はどれか。
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正解は1番
解説
交感神経のα受容体が刺激されると、血管平滑筋が収縮して血圧が上昇する。アドレナリンやノルアドレナリンが結合することでこの反応が引き起こされる。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。交感神経のα受容体が刺激されると、血管平滑筋が収縮して血圧が上昇する。アドレナリンやノルアドレナリンが結合することでこの反応が引き起こされる。
- 2. これは誤り。ニコチン受容体は自律神経節や副腎髄質、骨格筋の神経筋接合部に存在する。心筋に存在するのはアドレナリンβ1受容体である。
- 3. これは誤り。ムスカリン受容体の刺激が心臓に働くと、房室結節の伝導速度低下や心拍数の減少といった抑制性の作用を示す。
- 4. これは誤り。β2受容体の刺激は気管支平滑筋を弛緩させて気道を拡張させる。収縮させるのは副交感神経のムスカリン受容体である。
国試ポイント
交感神経のα受容体(血管収縮)とβ2受容体(気管支弛緩)の作用の違い、および受容体ごとの分布場所を正確に覚えているかが問われる。
覚え方
アルファ(α)でアルカ(圧か)るく血管収縮 = α受容体は血管収縮
対になる知識
アドレナリンやノルアドレナリンが作用する受容体のうち、α受容体の刺激は血管平滑筋の収縮を引き起こす。これに対し、気管支平滑筋に存在するβ2受容体の刺激は平滑筋の弛緩(拡張)をもたらす。
関連知識
交感神経系や副腎髄質から放出されるカテコールアミンは、複数のアドレナリン受容体(α、β1、β2)を介して標的器官に作用する。アセチルコリンは神経節や効果器においてニコチン受容体およびムスカリン受容体に作用する。