小児の気管支喘息発作時の特徴的な呼吸動態はどれか。
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正解は2番
解説
気管支喘息の発作時には、気道の慢性炎症や狭窄により空気の通りが悪くなる。特に吸入された空気を吐き出す際に気道がさらに閉塞しやすいため、空気の排出が妨げられ、呼気相が延長する。
選択肢ごとの解説
- 1. これは上気道閉塞などの特徴。本問の気管支喘息発作では、下気道の狭窄によって呼気が困難となるため呼気相が延長する。
- 2. 正解。気管支喘息の発作時には、気道の慢性炎症や狭窄により空気の通りが悪くなる。特に吸入された空気を吐き出す際に気道がさらに閉塞しやすいため、空気の排出が妨げられ、呼気相が延長する。
- 3. 呼吸困難や低酸素血症を代償するために、呼吸数はむしろ増加(頻呼吸)することが多い。
- 4. 乳幼児や小児の喘息発作時には、胸郭の努力呼吸や腹式呼吸を伴う陥没呼吸などが目立つようになる。
国試ポイント
気管支喘息の最大の特徴である「呼気延長」と「喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒュー)」の結びつきが国家試験の基本事項である。
覚え方
「喘息は 吐く息長い(呼気延長) 喘鳴響く」
対になる知識
小児の気管支喘息発作時には、気道の狭窄により空気が吐き出しにくくなるため呼気相が著明に延長し、喘鳴が聴取される。これに対し、上気道閉塞をきたすクループ症候群などでは吸気相の延長や吸気性笛声呼吸が特徴となる。
関連知識
気管支喘息はI型アレルギーや気道過敏性の亢進が関与する慢性の気道炎症性疾患である。発作時には激しい咳や呼吸困難がみられ、発作予防のための長期管理薬と発作時の気管支拡張薬の使い分けによる管理が重要である。