五臓とそれぞれの貯蔵する精神活動(五神)の組合せで正しいものはどれか。
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正解は1番
解説
五臓はそれぞれ特定の精神活動である「五神」を蔵しており、肝は「魂」を蔵する。心は神、脾は意、肺は魄、腎は志をそれぞれ蔵しているため、肝と魂の組合せが正しい。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。五臓はそれぞれ特定の精神活動である「五神」を蔵しており、肝は「魂」を蔵する。心は神、脾は意、肺は魄、腎は志をそれぞれ蔵しているため、肝と魂の組合せが正しい。
- 2. 心は「神」を蔵する。本問の選択肢にある「意」を蔵するのは脾である。精神活動の分類において心は生命維持や意識全体を統括し、脾は思惟や記憶に関わる意を司るため、両者は混同しやすい。
- 3. 脾は「意」を蔵する。本問の選択肢にある「魄」を蔵するのは肺である。脾が思考や記憶を司る意を蔵するのに対し、肺は感覚や本能的な生理反応を司る魄を蔵するため、これらの五神の配当を正確に区別する必要がある。
- 4. 腎は「志」を蔵する。本問の選択肢にある「神」を蔵するのは心である。腎は意志や記憶の定着を司る志を蔵し、心は全身の精神活動の主宰である神を蔵するため、それぞれの臓腑の生理機能を混同してはならない。
国試ポイント
五臓と五神(魂・神・意・魄・志)の対応関係は国家試験の定番である。臓器と精神・情志の結びつきを正確に覚えること。
覚え方
かんたま(肝魂)、しんしん(心神)、ひい(脾意)、はいはく(肺魄)、じんし(腎志)
対になる知識
五臓がそれぞれ貯蔵する精神活動(五神)は、肝が魂を、心が神を、脾が意を、肺が魄を、腎が志をそれぞれ蔵するという対応関係になっている。五神は人体における精神・意識・思惟活動を統括する生理的基盤であり、各臓腑の陰陽気血の盛衰や健常度が精神状態に直接反映されるため、心身医学的な観点からも重要な理論である。
関連知識
五臓はそれぞれ五志(怒・喜・思・憂・恐)の情志活動とも深く連動している。例えば肝は怒、心は喜、脾は思、肺は憂、腎は恐の感情に対応している。五神と五志は互いに密接に結びついており、精神情志の偏りが五臓の機能を傷つけ、逆に五臓の虚実が精神活動の異常や情動の変化を引き起こす相互作用を持っている。