陰の生理に属するのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
陰は物質的実体を指し、静止、抑制、鎮静の作用を特徴とします。寧静は心神の安定や静穏を保つ働きであり、これは陰の静的、抑制的な生理機能に合致するため、陰の生理に属します。
選択肢ごとの解説
- 1. 気化は、水液や津液を変化させ、体内の物質代謝を促進する働きであり、陽の活動的な生理機能に属します。 正しくは:気化は陽の生理機能である。
- 2. 温煦は、体を温め、正常な生命活動を維持する働きであり、陽の活動的な生理機能に属します。 正しくは:温煦は陽の生理機能である。
- 3. 正解。寧静は、心神を安定させ、精神活動を鎮静・抑制する働きであり、陰の静的・抑制的な生理機能に合致します。
- 4. 推動は、気血津液の運行や臓腑の活動、身体の成長発育などを促進する働きであり、陽の活動的な生理機能に属します。 正しくは:推動は陽の生理機能である。
国試ポイント
陰陽の基本的な生理機能の区別。特に陰は静止・抑制、陽は活動・促進という大原則を理解することが重要です。
混同注意
陽の生理機能(気化、温煦、推動、防御など)と混同しやすいです。陰は形而下の物質と静的な機能、陽は形而上のエネルギーと動的な機能と明確に区別して覚える必要があります。
次に同じ論点が出たら
陰陽の生理作用を問われた場合、活動的・動的な作用は陽、静的・抑制的・物質的な作用は陰と判断します。特に、「気化」「温煦」「推動」「防御」は陽、「寧静」「滋養」「濡潤」は陰とキーワードで関連付けて判断します。
覚え方
陰陽の生理作用を問われた場合、活動的・動的な作用は陽、静的・抑制的・物質的な作用は陰と判断します。特に、「気化」「温煦」「推動」「防御」は陽、「寧静」「滋養」「濡潤」は陰とキーワードで関連付けて判断します。
対になる知識
陽の生理機能(気化、温煦、推動、防御など)と混同しやすいです。陰は形而下の物質と静的な機能、陽は形而上のエネルギーと動的な機能と明確に区別して覚える必要があります。
関連知識
陽の生理機能は「気化、温煦、推動、防御」、陰の生理機能は「寧静、滋養、濡潤」などがあります。これらはペアで覚えると理解が深まります。例えば、陽の推動作用によって気が運行し、陰の寧静作用によって心神が安定するなど、相互関係も重要です。