ネフローゼ症候群の診断指標に含まれるものはどれか。
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正解は4番
解説
ネフローゼ症候群の診断基準では、大量蛋白尿(3.5g/日以上)、低アルブミン血症(血清アルブミン3.0g/dL以下)、高脂血症、および浮腫が主要な指標として挙げられる。
選択肢ごとの解説
- 1. 血尿は糸球体腎炎などで認められることがあるが、ネフローゼ症候群の必須の診断基準項目には含まれない。
- 2. 高血糖は糖尿病の診断や病態把握における中核的な指標であり、ネフローゼ症候群の本態そのものではない。
- 3. 尿糖は腎での糖再吸収閾値を超える高血糖状態や腎性糖尿などで認められる所見であり、ネフローゼ症候群の診断指標ではない。
- 4. 正解。ネフローゼ症候群の診断基準では、大量蛋白尿(3.5g/日以上)、低アルブミン血症(血清アルブミン3.0g/dL以下)、高脂血症、および浮腫が主要な指標として挙げられる。
国試ポイント
ネフローゼ症候群の4大特徴(大量蛋白尿、低アルブミン血症、高脂血症、浮腫)を問う問題は非常に多い。特に「低アルブミン血症による膠質浸透圧低下が浮腫を招く」という機序を問われやすい。
覚え方
ネフローゼの4主徴=「たんぱく(蛋白尿)・ある(アルブミン低下)・し(脂質異常)・ふ(浮腫)」
対になる知識
ネフローゼ症候群の診断における必須項目の対比として、尿中への多量蛋白漏出に起因する「大量蛋白尿」と、それに伴う血清中の「低アルブミン血症」「高脂血症」、そして組織間液の貯留による「浮腫」が四大指標となる。
関連知識
糸球体の基底膜における透過性が病的に亢進することにより、血中のタンパク質(主としてアルブミン)が大量に尿中へ漏出することがすべての病態の出発点となる。低アルブミン血症に伴う血漿膠質浸透圧の低下が水分を組織間隙へ移行させ、著明な浮腫を引き起こす。脂質異常症では特にLDLコレステロールが顕著に上昇する。