病気の解説

低出生体重児

別名:LFD児、SFD児、低体重児、低出生体重

まず相談する診療科小児科
この解説の項目8項目

受診の目安

低出生体重児の受診の目安は、内容を見直しているため、現在は表示を控えています。

気になる症状があるときは、自己判断せずに医療機関に相談してください。急に具合が悪くなったときや、命に関わると感じたときは、ためらわずに119番に連絡してください。

基本

概要

低出生体重児とは、出生体重が2,500g未満の赤ちゃんを指します。早産児や多胎児ではこの割合が増える傾向にありますが、医学の進歩により死亡率は低下しています。低出生体重児は各臓器の成熟が十分でないことが多く、呼吸や哺乳などのサポートが必要になる場合があります。出生前後にさまざまな病気を合併することがあるため、適切な治療が重要です。

主な症状

低出生体重児は生まれたときに臓器が十分に成熟しておらず、呼吸障害や腸の未熟さ、血圧の変動による脳出血のリスク、免疫力の低下による感染症、嚥下機能の未熟さによる哺乳の難しさ、未熟児網膜症などがみられることがあります。適切な診断と治療を通じてこれらの影響に対応します。

原因

低出生体重児が生まれる原因には早産と胎児の子宮内発育不全が大きく関係します。早産の原因として妊娠中の感染、子宮頸管無力症などが挙げられます。胎児発育不全は母親側の要因(若年出産・高齢出産・低栄養・喫煙・妊娠高血圧症候群など)、胎盤やへその緒の異常、多胎妊娠、胎児側の要因(染色体疾患や感染症など)を含みます。

検査と診断

検査

血液検査では低血糖・黄疸・貧血のリスク評価や炎症の有無を調べます。画像検査として胸部X線、頭部超音波、腹部超音波などを行い、必要に応じて心臓超音波検査も行われます。

診断

低出生体重児はさまざまな症状を起こしやすいため、疑われる症状に応じて検査を行います。

治療

治療

自力で呼吸できず合併症がある場合には人工呼吸器や酸素投与、保育器での管理が行われます。必要に応じて肺を守る薬剤の投与、哺乳が難しい場合の鼻・口から胃への管を使った授乳補助、病状に応じた手術や治療が検討されます。

経過と生活

予防

全ての原因を予防することは難しいですが、母体が健やかであることが大切です。定期的な妊婦健診を受け、胎児の発育遅延や経過の異常が指摘された場合は医師の指示に従います。

小児科で扱うほかの病気

国家試験での出題

医療系の国家試験で、この病気に関係して出題された過去問です(学生・受験生向け)。

出典

参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。