病気の解説

水頭症

別名:脳水腫

まず相談する診療科脳神経内科
この解説の項目4項目

受診の目安

水頭症の症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、脳神経内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

水頭症(すいとうしょう)とは、頭の中に水がたまりすぎた状態のことを指します。脳の中には液体で満たされた空間がいくつかあり、水頭症ではその空間に余分な液体がたまっています。特に赤ちゃんの場合、頭が大きくなることがあります。液体の圧力が高くなると、発達障害が起こることもあります。水頭症の原因には、生まれつきの異常や脳内での出血、脳腫瘍などがあります。医師は余分な液体を流し出すための処置を行います。

主な症状

水頭症の症状は、液体がたまっている場所やその量によって異なります。赤ちゃんの場合、頭が異常に大きくなることや、ぐずったり興味を示さないこと、高い声で泣くこと、激しい嘔吐、けいれん発作、頭蓋骨の柔らかい部分にふくらみが見られること、片方の目がもう片方と違う方向を向く(斜視)などの症状が現れることがあります。年長の子どもでは、頭痛や視力障害が起こることもあります。治療をしないと、学習障害や視力の問題が生じる可能性があります。

治療

治療

水頭症の治療は、原因や液体の量、症状の悪化具合に応じて行われます。余分な液体がそれほど多くなく、悪化していない場合は治療が必要ないこともあります。症状を一時的に軽くするために、医師は脳や腰に針を刺して液体を抜くことがあります。また、液体が多く、症状を引き起こしている場合には、シャントと呼ばれる細いプラスチック製のチューブを脳の中に入れて液体を排出する治療が行われることがあります。

脳神経内科で扱うほかの病気

国家試験での出題

医療系の国家試験で、この病気に関係して出題された過去問です(学生・受験生向け)。

出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。