発汗、目尻から頬にかけての痛み、耳鳴り、難聴を特徴とする経脈病証はどれか。
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正解は2番
解説
手の少陽三焦経の病証は、経脈が耳や目尻、頬を巡るため、耳鳴り、難聴、目尻から頬にかけての痛み、さらに三焦の気化失調に関連する発汗などが現れる。
選択肢ごとの解説
- 1. 足の少陽胆経の病証は側頭部痛や目尻痛、耳鳴りなどを呈するが、頬の痛みや発汗を主な病証とはしない。
- 2. 正解。手の少陽三焦経の病証は、経脈が耳や目尻、頬を巡るため、耳鳴り、難聴、目尻から頬にかけての痛み、さらに三焦の気化失調に関連する発汗などが現れる。
- 3. 足の少陰腎経の病証は耳鳴りや難聴を認めるが、腰痛や足底熱感などが中心であり、目尻や頬の痛み、発汗とは結びつかない。
- 4. 手の太陽小腸経の病証は耳鳴り、難聴、肩甲部や頸項部の痛みなどを特徴とするが、目尻や頬の痛み、発汗は主症状ではない。
国試ポイント
「発汗」や「目尻から頬にかけての痛み」が耳鳴り・難聴とともに見られる場合、手の少陽三焦経の病証と判断する。
覚え方
三焦経の顔面症状は「耳・目尻・頬」の痛みと「発汗」で覚える。
対になる知識
手の少陽三焦経病証が発汗、目尻から頬にかけての痛み、耳鳴り、難聴を呈するのに対し、手の太陽小腸経病証は難聴、耳鳴り、肩甲項部痛を主な特徴とする。三焦経は頭側面の少陽領域を通るため顔面や目の症状を伴いやすい。
関連知識
三焦経の循行は、薬指の関衝から上肢外面を上がり、肩を経て耳の前・後を巡り目尻に至る。三焦は気化の府であり、水液代謝や気の巡りに関与するため、異常が生じると発汗異常や頭面部の諸症状を引き起こす。