手の少陽三焦経の病証はどれか。
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正解は2番
解説
手の少陽三焦経の病証には、耳の後ろや目尻の痛み、肩の上部から上肢後面の痛み、発汗などが現れる。三焦経の経脈走行が耳の後ろや肩の上部を通るためである。
選択肢ごとの解説
- 1. 肩甲部の痛みや頸項部のこわばりは手の太陽小腸経の病証であり、手の少陽三焦経の病証ではない。
- 2. 正解。手の少陽三焦経の病証には、耳の後ろや目尻の痛み、肩の上部から上肢後面の痛み、発汗などが現れる。三焦経の経脈走行が耳の後ろや肩の上部を通るためである。
- 3. 側頭部の頭痛や目尻の痛みは足の少陽胆経の病証であり、手の少陽三焦経の病証ではない。
- 4. 後頭部の痛みや背部・腰部の痛みは足の太陽膀胱経の病証であり、手の少陽三焦経の病証ではない。
国試ポイント
十二経脈の病証において、頭面部や上肢の疼痛部位(肩の上部、側頭部、後頭部、肩甲部など)からどの経脈かを鑑別する問題が頻出する。
覚え方
三焦経は「耳・目尻・肩上部・上肢後面の痛み」と覚える。
対になる知識
手の太陽小腸経病証は肩甲部の痛みや頸項部のこわばりを特徴とし、足の少陽胆経病証は側頭部の頭痛や目尻の痛みを呈する。また、足の太陽膀胱経病証は後頭部の痛みや背部・腰部の痛みを引き起こす。これらは各経脈の循行部位と密接に対応している。
関連知識
手の少陽三焦経は薬指の尺側端(関衝)に始まり、上肢の外側面を上行して肩関節の後方を経て、頸部、耳介の後ろを巡り目尻(竹空練)に至る。この循行路に沿って、肩の上部痛や耳の後ろの痛み、耳鳴り、難聴などの病証が現れるのが特徴である。