経脈の流注において喉を挟むものはどれか。
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正解は2番
解説
足の少陰腎経は、足底から上行して下肢内側を通り、腹部や胸部を経て、咽喉を挟み、舌根に散布する流注を持つ。喉を挟むという特徴的な走行は足の少陰腎経の重要なポイントである。
選択肢ごとの解説
- 1. 足の厥陰肝経は、足の拇指から下肢内側を上行し、陰毛部に入り生殖器をめぐり、肝に属する経脈である。
- 2. 正解。足の少陰腎経は、足底から上行して下肢内側を通り、腹部や胸部を経て、咽喉を挟み、舌根に散布する流注を持つ。喉を挟むという特徴的な走行は足の少陰腎経の重要なポイントである。
- 3. 足の太陰脾経は、足の拇指から下肢内側を上行し、腹部を経て舌本に散布するが、喉を挟む特徴は持たない。
- 4. 足の陽明胃経は、顔面を下行し胸腹部から下肢の前外側を下行する経脈であり、喉を挟む特徴的な走行とは異なる。
国試ポイント
各経脈の特異的な流注経路(舌に繋がるもの、生殖器をめぐるもの、喉を挟むものなど)は国家試験で頻出のポイントである。
覚え方
腎=ジン(咽) → 喉を挟む
対になる知識
足の少陰腎経は喉を挟み舌根に散布する流注を持つ。これに対して、足の厥陰肝経は生殖器をめぐり、足の太陰脾経は舌に散布し、足の陽明胃経は顔面から下肢外側を下行するなど、各足の経脈はそれぞれ特有の体内および体表の分布ルートを持っている。
関連知識
足の少陰腎経は「水」に属し、生命の根源である「腎」の働きを反映する。その流注は下焦から上焦へと広く体を貫き、特に咽喉や舌根を通ることから、腎陰不足による咽頭の乾燥感や発声障害などの病態と深く結びついている。