足の陽明胃経

経絡

はじめに

足の陽明胃経は国家試験において、経脈病証や六腑の下合穴、および特異な五輸穴の配当との関連で頻出します。解剖学的な位置や他の経絡との違いを正確に把握することが合格の鍵となります。

どの経絡か

足の陽明胃経は、顔面から下肢外側を下行する経脈であり、体表の分布や顔面・咽喉を通る特徴を持っています。肺経や胃経のように咽喉を通る経脈の一つとして位置づけられています。

主要な経穴

足の陽明胃経に所属する経穴には、郄穴である梁丘があり、大腿前外側の大腿直筋腱の外縁や外側広筋に位置しています。また、五輸穴として足先から順に、厲兌、内庭、陥谷、解渓、足三里が配置されています。下合穴としては、胃の下合穴である足三里が含まれます。

国家試験のポイント

国家試験では、大腸の下合穴が上巨虚であり胃経に属することや、胃経の経火穴が解渓であることなど、下合穴や五輸穴の所属が問われます。さらに、陽経の五行配当である井金・滎水・兪木・経火・合土の順序や、郄穴の位置する筋肉の解剖学的知識も重要となります。

間違えやすいところ

足の太陽膀胱経は咽喉の症状がみられないのに対し、足の陽明胃経は咽喉を通るため咽喉症状を伴うという違いがあります。また、下肢内側を上行する足の少陰腎経や足の厥陰肝経など、他の足の経絡の循行ルートや病証と混同しないよう注意が必要です。

足の陽明胃経が問われる国家試験問題(8問)

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