舌の運動を支配する神経はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は2番
解説
舌の筋(内舌筋および外舌筋)の運動は、すべて第XII脳神経である舌下神経によって支配される。ただし、口蓋舌筋のみは迷走神経(副神経の線維を含む)の支配を受ける。
選択肢ごとの解説
- 1. 顔面神経の説明。舌の前2/3の味覚を伝える(鼓索神経)ほか、表情筋などを支配する。
- 2. 正解。舌の筋(内舌筋および外舌筋)の運動は、すべて第XII脳神経である舌下神経によって支配される。ただし、口蓋舌筋のみは迷走神経(副神経の線維を含む)の支配を受ける。
- 3. 舌咽神経は舌の後1/3の一般知覚および味覚を支配する脳神経である。舌の運動を支配するのは舌下神経であり、機能が異なる。
- 4. 迷走神経は咽頭や喉頭の筋・粘膜および最舌根部の味覚を支配する。舌の大部分の運動を支配するのは第XII脳神経である舌下神経である。
国試ポイント
舌の運動神経(舌下神経)と、感覚・味覚を分担する神経(顔面神経・舌咽神経・迷走神経)の担当領域を正確に区別することが国家試験で極めて重要である。
覚え方
舌の味覚分布: 「前2/3=顔(顔面神経)、後1/3=咽(舌咽神経)、最根部=迷(迷走神経)」
対になる知識
舌の運動はすべて舌下神経によって支配され、舌の形を変える内舌筋および位置を変える外舌筋を動かす。これに対し、舌の前2/3の一般知覚は三叉神経の枝である舌神経が担い、味覚は顔面神経の枝である鼓索神経が担うなど、運動と感覚の支配神経が明確に分かれている。
関連知識
軟口蓋は骨格筋と結合組織で構成され、嚥下時に鼻腔への食物の逆流を防ぐ。 / 舌の運動はすべて舌下神経支配である(口蓋舌筋を除く)。 / 口蓋扁桃は口蓋弓の間にあるリンパ組織である。