Th7からTh10にわたるデルマトーム範囲に募穴を持つ臓腑はどれか。
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正解は1番
解説
胃の募穴である中脘(CV12)は前正中線上の臍上4寸に位置する。胸腹部の募穴や輸穴などの体表位置と脊髄神経セグメントの関係において、中脘穴周辺の領域は胸髄下部の神経支配領域に関連している。設問のTh7からTh10にわたるデルマトーム範囲に募穴が存在する臓腑として胃が該当する。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。胃の募穴である中脘(CV12)は前正中線上の臍上4寸に位置する。胸腹部の募穴や輸穴などの体表位置と脊髄神経セグメントの関係において、中脘穴周辺の領域は胸髄下部の神経支配領域に関連している。設問のTh7からTh10にわたるデルマトーム範囲に募穴が存在する臓腑として胃が該当する。
- 2. 肝の募穴は期門(LR14)であり、これは第11胸髄から第12胸髄(Th11〜Th12)のデルマトーム範囲に位置している。本問のTh7からTh10の範囲とは異なるため誤り。
- 3. 脾の募穴は章門(LR13)であり、これは第1腰髄(L1)のデルマトーム範囲に位置している。本問のTh7からTh10の範囲に該当しないため誤り。
- 4. 大腸の募穴は天枢(ST25)であり、これは第1腰髄(L1)のデルマトーム範囲に位置している。本問の求めるTh7からTh10の範囲とは一致しないため誤り。
国試ポイント
神経支配(デルマトーム)と腹部の臓腑募穴の高さの対応を問う問題。各臓腑の募穴の位置(骨度法・高さ)と脊髄高位の結びつきを問う。
覚え方
胃の中脘=みぞおち(Th8-Th9、上腹部)。
対になる知識
東洋医学における募穴と神経セグメントの対応を学ぶ。腹部の募穴はそれぞれ対応する内臓の体壁反射やデルマトームと密接に関わっており、例えば胃の募穴である中脘は上腹部の中央に位置し、胸髄下部の神経支配領域に対応している。各臓腑の募穴の位置と解剖学的局所をセットで把握することが重要である。
関連知識
デルマトームは特定の脊髄神経が支配する皮膚の領域であり、内臓疾患の関連痛や募穴における神経学的背景を理解する上で非常に重要である。胃は六腑の一つであり、その募穴である中脘は第8および第9胸髄神経の支配領域に相当する位置に存在し、上腹部痛や消化器症状の治療において中心的な役割を果たしている。