病気の解説

急性膵炎

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関係する症状腹痛吐き気・嘔吐背中の痛み
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緊急性の高い症状

みぞおち〜背中の激しい痛みが持続する・嘔吐を繰り返す・発熱やぐったりを伴うときは、ただちに救急(119)を要請してください。

当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。

受診の目安

みぞおちから背中にかけての強い痛みが続くときは、速やかに受診してください。

基本

概要

急性膵炎は、膵臓に炎症が起こる病気です。主な原因としては、胆石やアルコールの使用が挙げられ、これらが全体の70%以上を占めています。急性膵炎は、急激な腹痛や吐き気を伴うことが多く、重症化すると合併症を引き起こすことがあります。

主な症状

急性膵炎の主な症状は、上腹部に感じる激しい腹痛です。この痛みは突然始まり、背中にまで広がることがあります。また、吐き気や嘔吐を伴うことが多く、痛みがひどい場合には、せきや深呼吸で痛みが増すこともあります。腹部が腫れることもあり、特に飲酒が原因の場合は、他の症状が見られないこともあります。

原因

急性膵炎の原因には、胆石やアルコールの使用のほか、特定の薬剤や遺伝的要因、ウイルス感染などがあります。特に、膵臓を刺激する薬剤を使用すると、炎症が起こることがあります。また、膵臓の損傷や高脂血症も原因となることがあります。

検査と診断

診断

急性膵炎の診断には、血液検査や画像検査が用いられます。特に、腹部の痛みがあり、胆嚢疾患や大量飲酒の歴がある場合に疑われます。診察では、腹部に圧痛が見られることが多く、腸の音がほとんど聞こえないこともあります。

治療

治療

急性膵炎の治療は、症状の重症度に応じて異なります。軽症の場合は、入院して輸液や痛みの緩和を行い、膵臓を休ませるために絶食します。中等症や重症の場合は、より長期間の入院が必要で、経管栄養や感染が疑われる場合には抗菌薬が投与されることもあります。

経過と生活

合併症

急性膵炎にはいくつかの合併症があります。主なものには、膵仮性嚢胞や壊死性膵炎、膵臓の感染症、臓器不全が含まれます。特に重症の場合、膵臓の一部が壊死し、体液が腹腔に流れ出すことがあり、これがショック状態や臓器不全を引き起こすことがあります。

経過・予後

急性膵炎の予後は、CT検査によって評価されます。膵臓の腫れが軽度であれば予後は良好ですが、破壊された領域が大きい場合は予後が不良となることがあります。急性膵炎による死亡は、通常、発症から数日以内に心不全や呼吸不全が原因となることが多いです。

急性膵炎と関係する症状

症状のページでは、同じ症状が出るほかの病気や受診の目安も確認できます。

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国家試験での出題

医療系の国家試験で、この病気に関係して出題された過去問です(学生・受験生向け)。

出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。