パーキンソン病
疾患
概要
中脳黒質のドパミン神経細胞が変性・脱落することで起こる進行性の神経変性疾患。中高年以降に発症し、加齢とともに有病率が上がる。
病態
黒質緻密部のドパミン神経が減少し、線条体へのドパミン供給が低下する。残存神経細胞にはレビー小体がみられる。
症状
四大徴候は安静時振戦・筋強剛(固縮)・無動/寡動・姿勢反射障害。小刻み歩行、前傾前屈姿勢、仮面様顔貌、小字症を伴う。
検査・評価
重症度はホーン・ヤール重症度分類(Ⅰ〜Ⅴ度)で評価する。
国家試験のポイント
四大徴候と、ホーン・ヤール重症度分類の段階が繰り返し問われる。振戦は「安静時」に強く、動作時に軽減する点が小脳性振戦との鑑別になる。
パーキンソン病が問われる国家試験問題(13問)
- 第209問パーキンソン病の症状に関する記述で正しいのはどれか。
- 第279問ホーン・ヤールの重症度分類で、日常生活に介助を要さず姿勢反射障害が現れるステージはどれ…
- 第287問パーキンソン病の自律神経障害としてよくみられるものはどれか。
- 第361問パーキンソン病に特徴的な書字障害はどれか。
- 第381問パーキンソン病患者の小刻み歩行に対し、歩行リズムの改善を目的として用いられるのはどれか。
- 第557問パーキンソン病患者のすくみ足や小刻み歩行に対して、歩行改善や転倒予防として有効な介入は…
- 第585問リズム障害を伴う歩行障害に対し、歩調の安定化や歩行改善を図るために用いられるのはどれか。
- 第588問パーキンソン病における姿勢反射障害の特徴として正しいものはどれか。
- 第639問パーキンソン病の病態において、ドパミン作動性神経の機能低下に対して相対的に優位になる神…
- 第673問回転性のめまい、難聴、耳鳴りを三主徴とする内耳の疾患はどれか。
- 第872問65歳の男性。動作緩慢と安静時における丸薬丸め運動がみられる。この患者で認められる他動…
- 第945問パーキンソン病の姿勢症状としてみられる特徴はどれか。
- 第1046問日本国内の指定難病の中で、受給者証の保有者数が上位に位置する疾患はどれか。