病気の解説
糖尿病
別名:インスリン依存型糖尿病、インスリン依存性糖尿病、インスリン非依存型糖尿病、インスリン非依存性糖尿病
受診の目安
糖尿病は自覚症状が乏しく、血液検査や健康診断で気づかれることが多い病気です。検査の異常を指摘された・数値が気になるとき、体調の変化が続くときは、内分泌・代謝内科に相談してください。すでに治療中の方は自己判断で中断しないでください。
基本
概要
糖尿病は、血糖値が異常に高くなる病気です。多くの患者は初期段階では症状がないことが多いですが、血糖値が高くなると、のどの渇きや尿の量の増加、強い空腹感などの症状が現れることがあります。糖尿病には主に1型と2型があり、それぞれの治療法や管理方法が異なります。
主な症状
糖尿病の症状には、のどの渇きが強くなること、尿の量が増加すること、強い空腹感、かすみ目、眠気、吐き気、運動時の持久力低下などがあります。特に血糖値が高くなると、尿中にブドウ糖が出てきて、腎臓が余分な水分を排出するため、多尿症や多飲症が見られます。
検査と診断
診断
糖尿病の診断は、血液中のブドウ糖の値を測定することで行われます。血糖値が異常に高い場合、糖尿病と診断されます。また、症状がない人でもリスクがある場合は、スクリーニング検査が行われることがあります。
治療
治療
糖尿病の治療には、食事療法、運動、体重管理が基本です。1型糖尿病の場合はインスリン注射が必要ですが、2型糖尿病の場合は経口薬やインスリンの使用が考慮されます。血糖値を正常に保つことが合併症の予防につながります。
経過と生活
合併症
糖尿病は血管に影響を及ぼし、様々な合併症を引き起こす可能性があります。特に脳、眼、心臓、腎臓、神経などが影響を受けやすく、脳卒中や失明、心臓発作、慢性腎臓病、神経障害などが起こることがあります。また、高血糖により免疫系が弱まり、感染症にかかりやすくなることもあります。
生活上の注意
糖尿病の管理には、食事や運動について学ぶことが重要です。禁煙やアルコールの適量摂取も推奨されます。医療従事者からの指導を受けることで、血糖値のモニタリングや合併症の予防法を理解することができます。
糖尿病と関係する症状
症状のページでは、同じ症状が出るほかの病気や受診の目安も確認できます。
内分泌・代謝内科で扱うほかの病気
国家試験での出題
医療系の国家試験で、この病気に関係して出題された過去問です(学生・受験生向け)。
出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。