副交感神経
生理学
概要
自律神経系のうち、身体を休息・消化の方向へ導く神経。交感神経と拮抗して臓器の働きを調節する。
走行
脳幹(動眼神経・顔面神経・舌咽神経・迷走神経)と仙髄(S2〜S4)から出る。胸腰髄から出る交感神経と起始が異なる。
作用
心拍数の低下、気管支の収縮、消化管運動と分泌の亢進、瞳孔括約筋による縮瞳、排尿筋の収縮。節後線維の伝達物質はアセチルコリン。
国家試験のポイント
交感神経との作用の対比で問われることが多い。「起始部位(脳幹・仙髄 ⇄ 胸腰髄)」と「瞳孔(縮瞳 ⇄ 散瞳)」は頻出。
副交感神経が問われる国家試験問題(18問)
- 第21問瞳孔を散大させるのはどれか。
- 第39問眼球の構造と機能について正しい記述はどれか。
- 第64問瞳孔括約筋に分布する副交感神経性の節後線維の細胞体が存在する神経節はどれか。
- 第97問交感神経系について正しい記述はどれか。
- 第241問動眼神経に関連する副交感神経節はどれか。
- 第304問眼球の構造について正しい記述はどれか。
- 第373問副交感神経性の節前線維を出し、耳神経節で中継された節後線維が耳下腺を支配する脳神経はど…
- 第394問交感神経の刺激によって生じる反応として正しいのはどれか。
- 第403問副交感神経の節前ニューロンの細胞体が位置するのはどれか。
- 第444問副交感神経の刺激によって引き起こされる反応はどれか。
- 第558問ムスカリン受容体の刺激によって生じる反応はどれか。
- 第570問耳下腺の分泌を支配する副交感神経線維を含む脳神経はどれか。
- 第609問気管支喘息の発作が好発する時間帯はどれか。
- 第659問自律神経の受容体とその作用について正しい記述はどれか。
- 第840問エクリン腺に分布し、鍼刺激による発汗に関与する受容体はどれか。
- 第909問ストレスなどによる交感神経活動亢進時にみられる反応はどれか。
- 第916問顔面表情筋を支配する神経はどれか。
- 第1044問自律神経節とその分布に関する記述として正しいものはどれか。